滝沢歌舞伎2012

4/21 18時開演  、 4/22 13時開演



4/21  第一部

OVERTURE
舞台が凸型になっていたり、桟敷席があったりのセットは去年までと変更なし。
ピエロが2人出てきてお客さんにボールを投げて遊んだりして、最後は2人で凸に飛び込んで終了。赤い布があるから分からなかったけど、穴が空いているんですね。そして手だけ出してバイバイするのですが、白い手袋だけなので映画前の注意事項みたいと笑いそうになりました(笑)
白スーツでの全員登場でThey武道はA列前の横並びでした。2人ずつ分かれていたけどね。山本くんは上手側。名前を呼ばれてステージに上がっていくのですが、元スノーマンだけユニット名がないので個人名でした。一瞬、個人名がうらやましかったのは内緒です。

OPENING
「春の踊り」
「いにしえ」
「春の踊りはよーいやーさぁー」は「滝城」の頃のように殿が言ってもいいんじゃないのかな。。。
フライングキャッチは今年も山本くんと江田ちゃん。頼もしくなりました。

口上
「私が神です」の神ちゃんを受けて・・・
「本当の神です。牛乳大好き山本亮太」
「(なんとかかんとか)きゅん、江田剛」両手を軽く握り顔の横でかわいいポーズ。
「その年じゃ無理だろ、高橋竜」と言われ思わず顔を左に隠すようにして笑う江田ちゃん。
「江田ちゃん、悩みがあるなら聞くよ、林翔太」見事な連係プレーというか江田イジリというかww

影絵のまわりで歌ったり踊ったりするチビッコがかわいかった。

滝沢秀明「乱」十役
導入で神ちゃんと濱ちゃんの語りがあって、つられる義経からスタート。義経のテーマ曲を聞くと、今年も来たなって思います。
They武道もところどころ殺陣に入ってました。はっきり覚えてるのは明智軍と家康軍かな?上下黒の道着と袴みたいな衣装なんだけど、そこは動きで分かります。だいぶなくなったとはいえ、殺陣に行く前のふわっとした動きが山本くんの特徴です。
「忠臣蔵」の松の廊下と切腹のシーンが凸のところであわただしく終わっちゃいました。そして吉良勢のなかに髪型が江田ちゃんっぽい子がいるから、They武道はどこだろう?と探したけどいませんでした。だから、その似た子は江田ちゃんじゃなくて多分七五三掛くんだったのではないかと思われます(自信なし)

NEW MASK
山本くんと林くんのダンスからスタート。翔太にお姫様抱っこしてもらって回される「革命」で見たフィギュアペアのようなダンスもあり、更にまわされた後2人でくるっと回ったような・・・要はバージョンアップしてました。
一度ハケてひとりずつセリフがあり、最初が竜くんで最後が山本くん。言い終わって下手にはけていったので、次に出てくるのも下手側だろうと見ていたら全員が赤い仮面かぶっていて誰が誰やら(笑)でも下手側から出てきたし、なによりいっせいに踊ると山本くんは分かりやすいからね。一番前か二番目でも立ち位置がずれて前に誰もいなかったりで見やすい場所で踊っていたし、最後は一番前のセンターだったから思う存分踊る山本くんを見ていられました。

変面
「卒業〜揚琴独奏」
殿だけで仮面がどんどん変わるシーン。「卒業」が使われていたんだけど、「聞いたことある曲だけど、Epilog・・違うなあ、なんだっけ滝翼曲なんだけど」とサビにくるまで悩んでいました(^0^;)並の滝翼ファンよりも聞いた曲なのに・・・。

太鼓
太鼓が準備されているとき、通路から登場したThey武道とか左(下手側)の通路を歩く列、から明らかに遅れて歩いてきた山本くん。でも堂々としてるんだな(笑)
太鼓は下手から山本くん、林くん、殿、江田ちゃん、竜くんでV字になっていて、They武道の後ろに2列ぐらいあったり、殿の後ろのドラムに岩本くんがいたりの配置でした。
両腕をぐるんとまわして打つ、あのぐるんの動きが好きです。

DANCE
「REVENGER」
太鼓が終わったら、山本くん斜め後ろの子の太鼓の下辺りに手をやるから、その子の分も太鼓を片づけるの?と思って見ていたら何やら小道具を取って前に出てきました。前に出るまでにハットをかぶって、でもジャケットはくわえてソロダンス!上半身裸でジャケットくわえるってなんかやらしい(*0*;)☆
そのまま踊っているとThey武道が順に出てきて、ソロダンスを披露して全体のダンス。他のメンバーはちゃんと中に黒タンクを着てました。
そして、歌ってるよ〜。今年はバク転もしてるよ〜。全員でがっつり踊るこの曲、かっこいいよ〜。中でもThey武道が!!

滝沢一座
「少年WITH LOVE」
1階客席A列前にでてきた関ジュ。普通の洋服でした。
殿が白塗りをする間舞台上にジュニア達が自由に過ごしてました(笑)山本くんは上手側にいて、踊った直後だから暑いのかジャケット脱いだり、同じ机に向かって座ってる子たちとしゃべったりしてました。一方江田ちゃんは下手側にいて、ジャケット着たまま何やら楽しそうにしてました。
その間、関ジュがいろいろ話しているのですが今日はセクゾンが見に来ていると言うことで紹介がありました。「高校一年生の勝利です。」「高校三年生の風磨です。」「大学一年生の健人です」(←本当はフルネーム)「大学二年生の重岡です」ってうまく続けたね(笑)
殿の白塗りのお手伝い(?)をする渡辺くん。翼くんのウチワを出すんだけど客席が一番盛り上がったし、その翼くんがいい翼くんだった(笑)
浜松屋のセリフというか単語が分かりやすかったです。去年までのふぉーゆーが歌舞伎をデフォルトしたような言い方をするところがあって、意味は分かるんだけどはっきり聞き取れなったところがあったのですが今年はそれがなかったように思いました。結局関西弁だからかな・・・。そしてそのぐだぐだのおかげでチビッコ歌舞伎のぐだぐだも緩和されて感じ、すべて笑いにもっていけたように思います。

滝沢歌舞伎
「聞いたかー、聞いたかー」の坊主に今野くんがいない。今ちゃんすまいるがないと寂しいよー。
・娘道成寺
山本くんは今年もお唄。林くんも竜くんもお唄なんだけど、江田ちゃんだけ締太鼓で雛壇も一段下。きれいに叩けてますね。
・櫓のお七
櫓の前のセンターで踊る山本くん。フリーダンスが楽しそう(*^O^*)それに左耳に髪をかけるから、かわいいの。櫓の下で足だけひっかけて櫓ごと回ったりもあるし、何より可愛くて踊ってるのも楽しそうで、いい!!
・土蜘蛛
下手からでてきて凸のところで佐久間くんと2人でダンス。ソロダンスとか見せ場が多くてうれしいです。
屋根の上での殺陣を見ていて、これなら山本くんもできるよねって思っていたら、上手から飛び降りました!やっぱり出来るよね!?このシーンは商店街のもみじで闘う子がいたりw、大人数の出入りが激しいから「出てきた!」「袖にひっこんだ」「家の奥に入っていった」とか追っかけるのが大変だけど、屋根からの飛び降りはかなりの見せ場ですね(^^)
そして最後はその場でくるくる回る。時計回り、反時計回り、目が回らないように〜って見てると楽しい(笑)

第二部

平将門

映像から始まるのですが、なんと「語り/植草克秀」って!!かっちゃんの声を聞けるなんて(T^T)でも映像は相変わらずおどろおどろしい。

林くんが久門役でその子供が治団でしげ。林くんって声がかっこいい。嫌な貴族なのもちゃんと出来てる。でも殺される・・・。あれ?この殺され方って去年の辰巳くんと似てる。役名は違う気がするけど、じゃあ、辰巳くんが治団のお父さん、え?千賀くんのお父さん??ま、林くんがしげのお父さんというのもね。童顔2人でさ。

祭り一座がでてきて、顔が分かりにくいなあと思ったら「小六、八郎太」って・・・。登場を見逃したorzとりあえず左右が階段になっているセットに上手側から上って、橋の上で呼び止められました。
山本くんが小六で、江田ちゃん八郎太。小六は長髪で顔の横あたりに細い三つ編みみたいなのがあったり、将門みたいに整ったロングヘアーではなく(笑)、はちまきしてるし無造作に束ねてる感じかな。八郎太は赤のエクステを何本をつけてました。2人とも緑系の重ね着衣装でした。

セットの重なった部分で高いところから低い方のセットに飛び降りて前に出てきた2人。身軽でかわいい(^^)
でも「安いのばっかり」かなんか、人を殺してなんぼの世界の会話をしてました。

次に出てきたときは奥のセットの上で楽しそうに二人で話してました。
前に出てきても、小六が八郎太のひょうたんをすり替えたり(してるように見えた)、ひょうたんの酒(水じゃないでしょ)を飲む八郎太なんだけど、出てこなくて頭の上で逆さまにして振って目に入ったらしく「痛い」っ感じで目をこすったり、エアーサイコロを振ったのかなそのあと小六から八郎太にお金かな?渡したり、二人のやることなすことがとにかく可愛いシーンでした(^^)

でも捨十に斬られるんです。二人で追い詰めたとき、「殺っちまえ」と本気で思いましたがそうなるとストーリーが変わっちゃうからね・・・。先に八郎太が斬られて凸のところに倒れ込み、次に小六が斬られて何か言って倒れ、凸の下に二人で沈んでいきました。今回、ここからの登場・退場が多いですね。水を張らない分自由に使えるってことかな?しかし、最後の小六のセリフが聞こえにくかったです。

さて、二人以外の話。
将門と捨十どっちがかっこいい?の問いに一人目のお客さんの答えは忘れたけど、「江田くん」、「阿部くん」と言うお客さん(^.^)私も指されたら「小六」って答えようと思っていたので、ナイス!と思いっきり拍手しました。うん、江田ちゃん、阿部くんの方がかっこいいよね(えへ)。
ぐだぐだになったこのコーナー。太郎丸が玉森に聞こえて、はてなのシーンになりました。

「影に用はない」という神ちゃんがかっこいい!正統派にかっこいい。しかも斬るたびに刀をちゃんと振るんです。血が付くのを防いでいるんですよね。その仕草とかもかっこよかったです。
カッコいいと言えば大河。陽気にしゃべるシーン(と言っても船を襲う話だけど)は可愛いし、最後に死ぬと分かって斬りかかっていくときの雰囲気とかかっこよかった。
4Dフライングに三郎(竜くん)、五郎(佐久間くん)も初挑戦。去年までは「屋良だから出来る!」みたいに言っていたけど、運動神経抜群とはあまり思わない(悪いとは思わないけど屋良ちゃんほど良いとも思わないので)二人が出来るから、やっぱりこれの凄さが分からない私でした。
将門が追い詰められたあたりで、後ろに思い出の人(?)達が出てきます。そこに林くんもいました。初めの方に死んだから出番がないと思っていたけど、そういえばありましたね!
将門が死ぬまでが年々長くなってる( -_-)

カーテンコール
「WITH LOVE〜命(love)ある限り」
左手に花吹雪を握って出てきた山本くん。そこに息を吹きかけて桜ひらひらしてダンススタート。きれいだ〜。
最初They武道からで、順々に出てきたので後ろ行って、また最後に前の方にでてきて終わりました。山本くんはスクリーンで見るとちょうど殿の右となりだったので、アップで見られました。ただ前髪がぱっくりあいちゃって、おでこ全開の珍しいお顔になってました。ちなみに客席から見て殿の左となりに見えたのが、江田ちゃんでした。
身長で言うと山本くんは大きくはないんだけど、最後のLOVEって書くときに広げた左手がすらっとして綺麗です。書く方の右手人差し指も綺麗です。

ただ、写真が見えへんかった・・・。スクリーンの左半分にでるでしょ。GC階の前半番号の席だとそこは見切れて見えないのーーー(>o<)この写真楽しみにしてたのにー。ばかーーー。おかげで生で踊ってる山本くんに集中できたけど(フン)

人文字はVの頂点の客席から見て左側。ゆっくり上を見上げる顔が幼くてかわいい(^^)
21:15終演予定が携帯の電源を入れたら21:27。うん長いと感じた。


それにしてもサイドの席だったからですかね。音響が悪くてびっくりしました。聞こえない訳じゃないけど、変に大きく聞こえたりはっきり聞こえなかったり、この劇場ってリサイタルとかするのにこれでいいの?って思ってしまいました。
照明のちかちかも気になりました。特に2幕は「この役は誰がしてるんだろう」ってじっくり見ることが多いのに、照明の多用で目が疲れるし頭が痛くなりました。う゛ーん。
ついでに、、、殿のフライング姿勢ってこんなに崩れていたんですかね。オープニングから「あれ・・・」ってテンションが下がりました。
それにしても劇場の構造なんてとっくの昔に分かってるはずなのに、ちょっと残念な感じがしました。
4/22  第一部

OVERTURE
今日のピエロさん。お客さんから投げられたボールが取れなくて慌てて後ろに取りに行ってました。「ぴよん、ぴよん」とかの効果音がちゃんと対応していたのが素晴らしかったです。
上手客席扉から登場してあっという間にステージにあがってまた上手袖にハケていく山本くん。この白い衣装は一瞬ですね。

OPENING
「春の踊り」
「いにしえ」
衣装の袷を整えながら出てきた山本くん。オープニングの青衣装は着慣れてるでしょ(笑)そしてかっこよく踊り、旗をもらって振り、ハケると黄緑の衣装にチェンジしてました。
ここはそれぞれのユニットごとにダンスの見せ場があり、元スノーマンの6人もダンスがしっかりかっこよくなってきたなと思いました。
曲最後の細かい振り付けがビシッとそろって気持ちいい!2階席のサブセンだから全体を見られて、すっごく気持ちよくオープニングが終わりました。

口上
「人と馬のハーフ」という濱ちゃんを受けて・・・
「馬面だって大丈夫、濱ちゃん、あっ間違えた(本気のあっ)、河合ちゃんの方が馬面だから大丈夫。山本亮太」
「草なぎ剛、堂本剛、僕も剛。江田剛」
「今年もこの舞台はやりやすい。相方だから(かな・・・?)高橋竜」
「僕は午年生まれ、林翔太」
「♪きらきらひかる〜、岩本照」1人だけ口上があるんですね。昨日は誰だったかな(汗)

滝沢秀明「乱」十役
山本くんはまず義経を討つ。そしてそのまま明智軍として信長を追い詰める。最後に緑の袖無し羽織みたいなのを重ね着して、淀君を討つ。この3シーンかな。
忠臣蔵で殿がセットとともに前に倒れるのはあるんだけど、板で作る坂とか全体的なセットが小規模になったように感じました。

NEW MASK
凸の下から登場した山本くん。上手側からで下手側は翔太。ステージに2人だけで、踊ります。They武道で踊るときにあまりシンメになることがないから新鮮だし、2人ともきれいに魅せてくれます!
この曲だったか自信がなく、またMADEなんだけど冨岡くんかな?と自信がないんだけど、上手袖から出てきたときにバク宙してそれがすごく高くてきれいでした。身長があってさらに足を伸ばしていたから高さを感じて良かったです。
ここのThey武道のセリフ、後半を関ジュが言ってましたね。
凸の下から殿が出てきて、赤い仮面を片手に持っていて下に降りてというかセットが下がっていきました。
この曲、かなりThey武道が引っ張ってますね。ほとんど前列にいるし、全体的に▼になったとき先頭が山本くんでしゃきっと踊ってるしかっこいいです。ステージ上のみんなもね。
曲が終わってすぐに捌けるんじゃなくて、左右に分かれて真ん中をあけて、仮面をはずしました。山本くんだと思って見ていた子はちゃんと山本くんでした(笑)みんな、踊りきった!いい顔してました。

変面
「卒業〜揚琴独奏」
スタッフがセットを前に出してるのからしっかり見ました。これはすべて殿なんです。昨日は途中で入れ替わるだろうと思っていたのは内緒。

太鼓
やっぱり遅れて出てくる山本くん。準備が遅いと言うよりわざとかな?
そして、両腕をぐるんと回して打つ、あのぐるんが好き。江田ちゃんのウエストというかわき腹が好きww

DANCE
「REVENGER」
ハットとジャケットを持って凸のところで踊る山本くん。メンバーが出てくる間にジャケットを着て、They武道がA列前の通路に並びます。そしてハットをステージ上の関ジュに(山本くんは神ちゃんに)投げて、客席扉の方へはけていきました。
再びどこかのグループと一緒に出てきて、2ユニで歌い踊りました。この子達で歌ってるんだよ!
しばらく人数多くなる中踊っていたのかな?でも一度はけて、間奏終わりのバク転のあたりで山本くんは上手袖から前に出てきて「間に合う?」と少しハラハラしたけどちゃんと一斉のバク転に間に合いました。
そしてそのまま全員でがっつり踊るんだけど、かっこいいんです!これだけの人数ががっつり踊ると気持ちいいよね〜。それと更に、They武道が出ることでステージが引き締まる感じもするから、嬉しくもなりました。

滝沢一座
「少年WITH LOVE」
1階のお客さんに「どのシーンがよかった?」と聞くのですが、「今のREVENGER」と答えたいぐらいかっこいい〜と余韻に浸るこの時間。
ある意味自由時間のこのシーン。座っている座布団を取られる江田ちゃん。一瞬持ち上げられたけど、もちろん落とされました(笑)周りって後輩よね?後輩に遊ばれる江田ちゃんが可愛いし、楽しそう。
「楽屋にいる全員がサザエさんの真似をした」夢を見たと言うことでどうするのかと思ったら、エンディングの家に帰る様子を再現したらしく、ピッピッと誰かが言ってそれに合わせて歩くというか殿の周りをみんなで回るという(笑)山本くんはちゃっかりちょうどセンターに来たときに客席に向かってピース!そのすぐ後ろを林くんが回っていて、山本くんがちょうど立ち位置に戻ったあたりで林くんはセット上に駆け上っていきました。そこにいたのね(^_^;
さらに「殺陣の稽古が始まって」で斬り合いをする舞台上の人達。殺陣と言うよりちゃんばらごっこでしたね(笑)
そろそろ時間と言うことで、各自机や衣装ラックなんかを片づけていくのに、なかなかハケない山本くん。上手側にいたのに、殿の後ろを通り、やや下手あたりで誰かに押されて下手袖にハケていきました。こういうシーンも楽しんでるのが、なんだか嬉しい(^^)
翼くんのウチワを出した渡辺くん。なんどか自分にもお粉をはたいたりしてちょっかい出してたら、殿にスリッパで叩かれてました(笑)

滝沢歌舞伎
「聞いたかー、聞いたかー」の坊主の中に今野くん発見。今ちゃんの声はなんか安心する。
・娘道成寺
締太鼓をうつとき、しなやかな腕の江田ちゃん。教わった通りの腕の運びなんだろうね。美しいです。
どう見ても正座が高い山本くん。上手く正座ができないんだろうね。平成育ちですもんね・・・。
・櫓のお七
左耳の髪を気にする山本くん。大丈夫、ちゃんと耳が見えて可愛いよwそれに赤の衣装でちょっと幼く見えて可愛いよ。
思いっきり踊ったり、櫓と一緒に仰向けになって回ったり、最後は紐を持って布を広げるために客席へ。殿のセリフが終わって戻るとき、止まって布をひらひらさせてる子をよけるように飛び越えて布を櫓のフックにかけたら下手袖に走ってハケていきました。身軽な動きです!
・土蜘蛛
下手側から山本くん、上手側から佐久間くんが出てきて2人で踊ります。少し客席に降りて、下手の客席扉の方へハケていきました。ダンスの見せ場が続いて嬉しい(^^)
ここの唐草の衣装は一昨年も来ていた同じ衣装だと思うんです。もしかしてマイナーチェンジしてるかもしれないけど、一緒だと思うんです。それなのに、なんだか今年の山本くんはというかThey武道全員かな、大人っぽく感じました。立ってるだけでも雰囲気が大人っぽくなってきたのかな?刀を持って追いかけたり、刀を持ったままちょっとダンスを挟んだり、かっこよかったです(^^)b山本くんは左腕にいつもの黒マークしてました。
蜘蛛になった殿のまわりでThey武道が踊るというか、囲んだとき殿の土台(馬跳びの馬みたいな感じ)を竜くんがして、背中合わせ(仰向けともいうかな)で殿が越えていきました。背は高いけどひょろんとしたイメージの竜くんを土台にするなんて、ちょっとびっくり。でも何の心配もなくこなしてましたけどね。
V字隊形になって、片膝立てで少しずつ左右にうごくとき、下手から山本くん林くん竜くんの順でVになっていたのに、林くんの後ろで両手上げる江田ちゃん。1人別行動だし、袖無しで両腕上げちゃうと見ないようにしていまう。
屋根の上に山本くんはまず下手側に登場。上手側が江田ちゃん。そしてちょっとだけ蜘蛛と殺陣をしてから、ジャーンプしておりました。そうだよね、出来るよね♪♪
最後は下手側の集団の先頭に山本くんがいて、くるくる回る。やっぱりかわいい、このくるくる(笑)
休憩前にピエロが出てきてお知らせするのですが、一緒に凸の部分にちびっ子がいて休憩どころかお布団で休んでました。

第二部

滝沢映画 将門への序章

映像の表記は「語り:植草克秀」でした。最初から気合い入れて聞くと、あっというまに終わっちゃいました。五行ぐらいかな・・・。

将門死すべし
薄い幕の向こうで「将門死すべし」という人達の中に林翔太がいました。こんなに何回も「死すべし」ってしゃべってたんだ・・・。
太郎丸のシーン、なんか低音のぼーというか超音波の低い版みたいというか耳に響くような音がしました。そういえば昨日もそうでした。このままずっと聞いていたら気分悪くなりそうな、そんなごーとぼーの間みたいな音。なんなんだろう?それと太郎丸が昨日より子供になりました。

久門暗殺
年貢が納められないと訴えに来る農民二人のうちの1人はのえるだと分かるんだけど、もう1人が誰だか結局分からなかったです。
林くんってセリフが聞きやすいですね。低音のいい声してるし、分かりやすくて好きです。

都のからくり祭り 坂東の赤影と黒影
小六(山本くん)と八郎太(江田ちゃん)の登場シーン。祭りで小六は鼓をうって、八郎太は笛を吹いてました。小六のポンッから祭が始まるんだよ♪
祭の一座から変わるときに、上着を脱ぐ2人。脱ぎ捨てた上着はお面を着けた祭の一座の2人が拾ってくれました。
名前を呼ばれた途端に斬る2人。「こっちの小作、もらった」と八郎太が言えば、「おれはこっち」と下手側にいる農民を斬る小六。あっという間に可愛い雰囲気がなくなります。
でも赤影黒影にいいように使われるから、「褒美の少ない獲物ばかり」って愚痴を言い合う2人はやっぱりなんか可愛いです。

豊田郷の三郎と五郎
将門がとってきた首に驚きつつ、ちゃんと布をかぶせる三郎。その上から持つのですが、役とはいえちょっと嫌だな。

暗殺者、そして七人の影武者
将門の影武者は同じ衣装を身につけてます。何人も何人も同じ衣装です。お金かかってるなあと二日続けて思う私(^_^;)

治団
去年より役設定できてるようでやっぱり治団がわからない。海外渡来の金銀財宝に浮かれてる大河と冨岡くんがかわいい(^^)

悪霊と陰陽道
安倍晴明の後ろに野田くん発見。隣は後藤くんかな?確か役付ででてるって言ってた気がするけど、ここ以外なら分からなかったです。
唯一将門の味方をしてきた貴族を斬る役目が幸大。セリフがあって、ハキハキかっこよかったです。

赤影と黒影
下手側のセットの上にいる江田ちゃんと、階段2段ぐらい下にいる山本くん。将門の影しか斬れないことをからかって、刀を首にあてられ「頼むから、太刀を納めてくれ」って小声で言う山本くん。今までって声を張る方の演技ばかりだったけど、こういうちょっと抑えた声で強弱つけて、というのがなんかうれしい。しかも肩の上ぐらいに両手挙げて、ちょっと怯えながら言う仕草から声からすべて可愛かった(*^^*)
そして足をバタバタぶらんぶらんさせて見ている江田ちゃんが、かわいい(笑)子供の可愛さですよ。ひょうたんをひっくり返して、目にお酒が入って「いたっ」ってごしごし目をこするのも可愛すぎますよ。
山本くんから江田ちゃんにお金を渡していたように見えました。じゃんけんで負けたからって感じだったけど、じゃんけん・・・?
「銅7枚!今までの倍!」と喜ぶ2人。無邪気でかわいいです、言ってることは怖いことだけど。
さらに凸のところあたりで「将門を斬ったら、銀50枚かな」で「銀50枚あれば遊んで暮らせるな」「いや、使い切れるかな」と夢を膨らませる2人、主に江田ちゃん。なんだか今で言う宝くじが当たったら、みたいでかわいいよね〜。って怖い話してるんですよね(‥;)でもとにかくかわいい2人はそのまま降りて、客席の下手の方の扉からハケていきました。

決戦
三郎と五郎が寝返るとき、帝から将門を斬ったときの褒美の話がでます。そのとき舞台奥にいた小六と八郎太が声を合わせて「銀100枚!?」って言うのが可愛い!銀50枚でも使い切れないのに、100枚なんて夢のまた夢ですね〜!

でも斬られるんです。銀には手が届かないんです。小六は八郎太の方に手を伸ばして倒れるので「財産を渡す」か何か言ってると思うんです。でも、去年までみたいにその前のセリフがなかったので分かりにくかったです。効果音がんがんだから、死に際の小六のセリフなんて聞こえにくいし・・・。

そのまえに、将門のリラックスタイムでのできごと(笑)下手花道にバイオリンがでてきて、やたら大きな音で演奏を始めたんです。「うるさい」って怒ったら、愛カタのサビが始まって、最後だけ♪平将門〜と歌って終わりました(笑)ひろみ、やるぅ〜♪でも捨十、そこは客席と一緒に手拍子じゃなくて手振りをしてほしかったな。

小六と八郎太のお金の話はなんか可愛く聞いていられるんです。バイトの時給が20円アップした!みたいなノリで(笑)でも大河の「おれを殺せばいくら入る?」と言いながら、斬り込んで死んでいく様を見ていると怖い時代だというのを再認識させられました。
「影武者に用はない」って神ちゃんのセリフ。今日は声を張って、めっちゃかっこいい!!全体的にセリフがはきはきしていて、聞きやすいし、かっこよかった。
でも影になった捨十のヅラが学校のぽんぽんみたいな赤色で、どうみても本物の将門じゃないんです(笑)顔を上げなくても分かるんです。影武者の衣装をあれだけ揃えるなら、ここのヅラももっとちゃんとしたのを用意してもよかったんじゃないのかな(ーー;)
二刀流の神ちゃん。いつも左手は腰の刀の鞘に持って行くだけで抜かないんです。いつ抜くんだろうとわくわくしながら待ったけど、最後しか抜かないという。二刀流で暴れるところをもっと見たかったです。

My Dream〜永遠〜
将門の死までが長いので、タッキーの歌声の違和感は一昨年みたいに感じませんでした。

カーテンコール
「WITH LOVE〜命(love)ある限り」
「舞台の最後の最後まで注目しろよ」の通り、今日の席からはちゃんと写真が見えました(T^T)
山本くん、写真、かわいい(*^O^*)They武道の集合写真もかわいい!!この写真を1回は見れらなかったのが悔しい−。あー、もうー、かわいい〜。

前髪が分かれてないけど、小六のヅラをとったままなのかもさっとした山本くん…。でも髪型云々より、心を込めて歌って踊ってるその表情にきゅん♪です(笑)
そんな一生懸命な山本くんのシンメで、やたら楽しそうな江田ちゃん。左手の平を見るときの首のかしげ方が乙女でw、やたら笑顔でどうしたんだろう(笑)
人文字のVは頂点が殿でその左(客席から見て)に山本くん。見付けやすいですね。

曲に合わせてわりとしっとりした雰囲気で終わる山本くん。でも後ろを向いて「おう」って言う時の肩と背中の筋肉の動きっていうのかな、力の入った山本くんらしい動きをみて微笑ましい気分になり、笑顔で今年の「歌舞伎」を終えることができました。
携帯の電源を入れたら16:23。やっぱり延長気味ですね。


今年はより一層殿の印象が薄くなったような気がします。でも十変化は去年よりはしっかり見たと思うのですが・・・。
それ以上にThey武道とスノーマンとJR.Aの成長を感じたからでしょうね。JR.Aは去年のプレゾンでも身長が伸びたなあとか思った訳ですがw、あの場で同じ振り付けで踊るというのはものすごい経験と財産になっているんだなとこの「歌舞伎」の舞台上での動きを見て思いました。
They武道は自分たちが引っ張っていく、もっと前へって意識が強くなったように感じました。要所要所での見せ場も期待以上の力を発揮していたんじゃないかな。ダンスだけでなく、お芝居も楽しくなってるのを感じたので更にお芝居要素の多いお仕事が出来るといいなと思いました。
それにしても小六と八郎太が歴代ダントツ、ずば抜けて可愛かった!!身長があまり高くない2人というのもプラスに働いて、普段の動きやセリフがとにかく可愛かったです。殺陣はもちろんかっこいいし、もっと見ていたかったです。


感想・苦情はこちらまで→


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